デンマーク旅行が決まったので
我が家で唯一の(と、いってもボックス)デンマークもの
Birgit Lystager
うう、読めない
ブリジット・・・・?
i と r が逆だな~
ビルギット・リストテガーと出た(でも、ビアギッテ・ルゥストゥエア)
名前も読めない歌手なのに、なんで買ったんだっけ
ジャケ買い?
改めてネットで調べると、ソフトロックの文脈で語られている?
60年代のブリティッシュロックをひたすら買ってた時に
フランス語カバーなんかも買ってたし
その流れか~
読めない曲目リストのライター欄にはバカラックの名前も見えるし
確かにBGM的にサラッと流すには好適盤
好みにピッタリだしね
でも、いざシッカリ聴こうとすると手強いな
何と言っても情報が無さすぎる
というか、20ページのライナーが付いてるけど
全編デンマーク語(たぶん)
録音データ的なものなら、理解できるのに
そんな系統一切なし
収録曲も西暦は買いてあるので年代は分かる
ただし、リリース年なのか録音年かは分からない
ヒュッゲの国では、そんなことには拘らないのか
今の世の中、スマホひとつである程度のことはできるから
整理しながら聴いていこう
なのに早速、
元から入っているスマホの翻訳アプリではデンマークがないことが判明
Google翻訳アプリにはデンマーク語あり
ココは旅行にも備えてダウンロード
これで、タイトルからどういう歌か分かる(はず)
下部の説明読むと、LPの抜粋とシングルからの選曲のようにも読めるけど
これは全てのディスクのジャケットに表記
マスターテープが、破産?火災?
原因はともかく、どうやら無くなっている様子
ディスク1は12曲
1966年から1969年のリリース(マスターテープ無いなら録音年は考えにくい?)
とにかく、ディスコグスと45CATで当たりをつけて
画像も拝借してみると
①② 1966年11月リリース
① タイトルは英語だけど、全編デンマーク語
ベースが印象的なキャッチーな1曲で、コレぞ60年代ポップス!
よく見ると、このスリーブ凄い
② 「お城」
聞きようによってはイントロがチェンバーミュージックっぽい?
いやいや、ポップス
③④ 1967年11月と1年後
③ 「みんな忘れてる」
1年経っても、60年代ポップスの範疇
④ 「新曲」
ちょっと物憂げで、60年代ポップスの王道!
バックのかすかな口笛で効果アップ
⑤⑥ これもちょうど1年経った1968年11月
⑤ TING は「シング」
ボビー・ダーリンの曲らしいが知らない
ポール・ルディとのデュエット、ここでは彼が主導
⑥ 「家では一人ぼっち」
こっちのデュエットは対等
⑦⑧ 前曲より2か月早い1968年9月
⑦ 「サンキュー・フォー・ラヴィン・ミー」
タイガー・トムはそんなに聞いてはいないのに
なぜか彼を彷仏とさせるオーケストラ・サウンドで展開
トニー・ハッチって誰?
どうやら、トニー・ハッチはパイのプロデューサー
オリジナル・シングルも1968年と同じ年
⑧ 「自分のことだけを考える」
カップリング曲だけど、
こちらはなんだか大層でポップスの軽やかさが希薄
⑨ 片面のみ収録
「私がするようにしてください」
かわいいスリーブのレコードだけど
10代の悩み事を切々と歌っているように聞こえる
1946年生まれだから、20代になっているけれども
⑩⑪
今度もポール・ルディとのデュエット
⑩ 「何が起こったのですか?」
⑪ 「それから私はあなたの夢を見る」
体に入り込んでいるバカラック・ナンバーなのに
全編デンマーク語だと、タイトルが出てこない!
脳トレ気分で自分で思い出そうかと思ったけれど
すぐに検索してしまう(そもそもジャケットに書いてあった)
I say a little prayer
アリサがぶっ飛ぶヤツじゃん
⑫ 1969年2月 片面のみ
「君と歌いたい」
こちらのトニー・ハッチは元曲にたどり着かない
まあ、他愛ない60年代ポップス
ということで、ディスク1はシングルのみ
リリース順でもなく
片面だけを収録していたりと
もうちょっと頑張ればいいのにと思うけれど
60年代ポップスに、そんな頑張りは似合わない?
そもそもヒュッゲじゃなくなるのか
品番はSACD・・・だけど、モノは普通のCD
009/03/25 TOWER RECORDS.CO.JP 5,974円(ジャケ買いにしては、結構高いな)