【CD】マレーネ・ディートリッヒは歌う

さてさて、ビルボード公演に備えバカラックを聴かなければ

と言うことで、今年の目標、週イチ・ディランは少しお休み

 

昨年末に、売れない時代のバカラックマレーネのバックを務めていたのは

風に吹かれて 20ヴァージョンズの時にも書いたとおり

bingcrosmy.hatenablog.com

 それを知った後に、ずーとウオッチし続けていたこの3枚セットをヤフオクにて落札

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開封の3枚セット

ベストの方は、見本盤だと未開封でも400円で出ている

ん~、ベスト買うなら最新版だよなぁ

なんて思ってビッドに至らず

しかし、バカラックの話を知ってみると

ロンドン・ライブは当り?

今どき、ちょいと調べればすぐ分かるのに

当てモノ気分でビッド

ぐるぐる回り続けているだけに競争はない

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 届いたブツを確認してみると

オビ裏面に、演奏・編曲・指揮 バート・バカラック

申し訳程度の小さい字で書いてある

なんでなんだろう?と改めて調べると

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 来日記念盤のオビでは

ダブルネーム扱い

追悼盤までに何があったかは不明だ

 

閑話休題、CDを

ライナーは野口久光先生

歌詞、訳詞ともにないので一緒に届いた他の2枚のお世話になることに

でも、ありがたいことに(?)半分ほどはダブっていない

ということは、ライブで新曲などを積極的に歌っていたということ

時は1965年、ロンドン

 

スタートさせると 

バカラックと思って聴くからか、オーケストラの音がヒジョウにゴージャス

凄く贅沢、これは歌うマレーネもさぞ気持ちいいんだろう

 

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細かく聴いていくと

①捧ぐるは愛のみ、I can’t がカンと聞こえるのはドイツ訛り?

 マレーネのボーカルは真ん中で、オーケストラが左右に振り分けられていて

いい感じのステレオ

③でガラッと変わる、解説ではイスラエルの歌とあるけど何語かも分からない

④はフランス語で、ネット情報だとピアフをかなり可愛がっていた様子

MCが入って、原語で歌うように言って⑤

⑥ 英語

⑦ ドイツ語  語るように唄うこの曲のオーケストレーションいいなあ

お馴染みの⑧は英語、when we are marching のところではマーチに

⑨は、ヴァースが英語で歌になるとドイツ語

⑩滅茶苦茶訛って歌うから、一瞬何語か分からないほどの英語

⑪はシャルル・トレネだけど英語

⑫このスタンダードをこんなアレンジで聴くの初めて

ここで、バカラックの紹介

オーケストラ爆発して

そのまま大トリの

また恋してしまったの

あれ?「また恋をしたの」ってなんだかあっさりした題名になっている

 

このライブ、全編通してオーケストラが最高

バカラックって贔屓目だけでは決してないな

 

今となっては、なんだか懐かしいディスク 

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1992年7月25日発売 2019年12月26日到着ヤフオク(2970/3・550)