ディランの新作、39作目
7月8日発売、同日には入手
最初、車に落として歌詞訳詞解説など見ずに聞く
暑くて窓開けて走って
そうなると、静かな曲はあまり聞こえないってのが必然
次に、歌詞訳詞を並行して見ながら聴く
(歌詞訳詞が隣り合ってるこの並びはいいですね)
1曲終わって解説を読むという流れ
① 歌詞中に "Red Cadillac and black mustache" なんて曲名が
ディランは、サン・レコード・トリビュートでカバーしている
他には、"all the young dudes" も
② ビリー・ザ・キッド・エマーソンのサン・レコードへの録音曲がベースになっているとのことだが、初めて聞く名前(記憶に残りそうな名前なのにね)
持っているサンのCD4枚の中にはこの曲は入っていない
でも、ビリーの曲は2曲入っている(ちゃんと聞いてない証拠だ)
③ フランケンシュタインを彷彿とさせるような歌詞
⑤ 歌詞中には、南太平洋の「魅惑の宵」
ディラン自身もソングブック・シリーズの1枚目で歌っている
⑥ ジミー・リードと言うフレーズが聞き取りやすく、耳に残るキャッチーな曲
「私はあなたのぶどうをつぶして、ジュースを飲み干した」なんて、ブルース特有のセクシャル表現あり
また、「私は自分で理解できない歌を歌えない」とも歌っている
他の誰もが勝手に理解しようとして、独自に理解したつもりになって、結局は理解できずにいる
正直、訳を読んでもなんのこっちゃってところなんだけど・・・
正しく理解しているのは、結局はディラン独り
続く⑦は、一転して静かな曲
歌詞中のジューコフ?
パットンはジョージ・C・スコットで分かるんだけど
対比になるようなヒト?
調べると、第2次世界大戦のソ連の軍人
カリオペも?
ギリシア神話の女神のようだけど、この辺りの名前は覚えてないなあ
西洋人なら、金太郎や桃太郎レベルの常識なんだろうか
⑧ ルビコン川を渡る話だけれども、「金を払ってワゴンに乗って」なんて歌詞があるから、カエサルの話ではない
You take the high road I take the low roadは、ロッホ・ロモンドの一節かな
⑨ ラジオ・ルクセンブルクは、映画パイレーツ・ロックを思い出させる
コーソ?並びから、ビートニク詩人?
グレゴリー・コーソという人がいる
ミュージシャンの並びでは
ルイは、アームストロング
ジミーは、リード
はてさて、バディ?
リッチ?マイルス?なんか違うなぁ
ああ、ホリーか?!
と、全曲歌詞があっても???が続く
訳詞があっても、さっぱりだ
日本盤には、52ページのライナー・歌詞・訳詞が付いている
これでも、理解はほど遠い
でも、バンドと一体になったメロディは静かで素敵
文章書いてる気怠いサンデー・アフタヌーンには良く合っている