【CD】ラフ&ロウディ・ウェイズ/ボブ・ディラン DISC ONE

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ディランの新作、39作目

7月8日発売、同日には入手

最初、車に落として歌詞訳詞解説など見ずに聞く

暑くて窓開けて走って

そうなると、静かな曲はあまり聞こえないってのが必然

次に、歌詞訳詞を並行して見ながら聴く

(歌詞訳詞が隣り合ってるこの並びはいいですね)

1曲終わって解説を読むという流れ

 

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① 歌詞中に "Red Cadillac and black mustache" なんて曲名が

ディランは、サン・レコード・トリビュートでカバーしているf:id:derbinglejp:20200823123934j:plain

他には、"all the young dudes" も

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ビリー・ザ・キッド・エマーソンのサン・レコードへの録音曲がベースになっているとのことだが、初めて聞く名前(記憶に残りそうな名前なのにね)

持っているサンのCD4枚の中にはこの曲は入っていない

でも、ビリーの曲は2曲入っている(ちゃんと聞いてない証拠だ)

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フランケンシュタインを彷彿とさせるような歌詞

 

 

⑤ 歌詞中には、南太平洋の「魅惑の宵」

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ディラン自身もソングブック・シリーズの1枚目で歌っている

bingcrosmycd.hatenablog.com

 

⑥ ジミー・リードと言うフレーズが聞き取りやすく、耳に残るキャッチーな曲

「私はあなたのぶどうをつぶして、ジュースを飲み干した」なんて、ブルース特有のセクシャル表現あり

また、「私は自分で理解できない歌を歌えない」とも歌っている

他の誰もが勝手に理解しようとして、独自に理解したつもりになって、結局は理解できずにいる

正直、訳を読んでもなんのこっちゃってところなんだけど・・・

正しく理解しているのは、結局はディラン独り

 

続く⑦は、一転して静かな曲

歌詞中のジューコフ

パットンはジョージ・C・スコットで分かるんだけど

対比になるようなヒト?

調べると、第2次世界大戦のソ連の軍人

カリオペも?

ギリシア神話の女神のようだけど、この辺りの名前は覚えてないなあ

西洋人なら、金太郎や桃太郎レベルの常識なんだろうか

 

ルビコン川を渡る話だけれども、「金を払ってワゴンに乗って」なんて歌詞があるから、カエサルの話ではない

You take the high road I take the low roadは、ロッホ・ロモンドの一節かな

 

⑨ ラジオ・ルクセンブルクは、映画パイレーツ・ロックを思い出させる

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コーソ?並びから、ビートニク詩人?

グレゴリー・コーソという人がいる

ミュージシャンの並びでは

ルイは、アームストロング

ジミーは、リード

はてさて、バディ?

リッチ?マイルス?なんか違うなぁ

ああ、ホリーか?!

 

と、全曲歌詞があっても???が続く

訳詞があっても、さっぱりだ

日本盤には、52ページのライナー・歌詞・訳詞が付いている

これでも、理解はほど遠い

でも、バンドと一体になったメロディは静かで素敵

文章書いてる気怠いサンデー・アフタヌーンには良く合っている

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