先日到着したサントラ盤
本当は映画本編を見た後にきっちりと聞いたものを書きたかったんだけれども
DVDは廃盤、ネット配信も都合よく見つからなかったので音だけの感想を
イギリス、チェリーレッド・レコードのCDに日本語解説と帯を付けた仕様
① ピアノだけの音から始まるイントロ
そこに語るように歌うマレーネ
唯一無二の歌唱、ここに極まれりと言うようなスタイル
若いころから低音だったけど
ここまでくると男性か女性かすらも分からない
CDを買う時には気付かなかったけれど
音楽を聴いてみると、これはビング・クロスビー
映画の舞台は第一次世界大戦後のドイツ
1931年吹込みのクロスビーと合致
ビングの歌はコチラ
さてこの曲を改めて調べてみると
ルイ・プリマと細君のキリ―・スミスが「アイ・エイント・ガット・ノーバディ―」をメドレーにしてデュエットでカバー
(キリー・スミスは南太平洋をしっかり聞いている中で意識した方)
このメドレータイプは、㉑でヴィレッジ・ピープルが踏襲
この後には、 ダイヤモンド・デイブがそのまんまカバー
David Lee Roth - Just A Gigolo / I Ain't Got Nobody (1985) (Music Video - Dave TV Version) - YouTube
ミュージックビデオを見るとパロディーを存分に詰め込んだご機嫌なカバー
収録アルバムは、4曲入りのミニアルバム
Lovin’ Spoonful のカバーもありで食指が動く
が、幸い(?)なことに、現在は未開封なんて出回っていない
と、言うことで買わないでおこう
ユーチューブですぐ見れるんだからと抑えたものの
「カリフォルニア・ガール」にはカール・ウィルソンがバッキング・コーラスで入っていると聞くと、やっぱり欲しい
さて、マレーネの「ジャスト・ア・ジゴロ」に戻ると
他にも形を変えて収録されている
⑦は30秒ほどのピアノインスト曲
⑬は1分30秒あって別テイク扱い
歌はイントロなしで始まっていて
ウォーミングアップのような演奏&歌
⑰はコーラスが入る2分20秒
演奏の基本はピアノだけなので①と同じ
以上は、今回のボーナス・トラック
正直、①だけでいいかも
㉒ 最後にクラブミックスとして収録されている6分を超えるヴァージョン
これは不要
とは言え、聞いたことないと
どんなのだろう???
と、妄想が膨らんでしまうので、収録されているとスッキリはする
②⑥ パサデナ・ルーフ・オーケストラの演奏
マックス・ラーべを思わせるような昔のスタイルの音楽がきれいな音で聴ける演奏
④ マレーネが歌っているジョニーのカバーだが
全編女性ソロで歌われるのでマンハッタン・トランスファーとは思えない
⑩ こちらのほうはアラン・ポールのリード・ソロから始まる完全なマントラ仕様
ウンウン、求めているのはこれなのよ
⑫ ビング・クロスビーが映画『皇帝円舞曲』で歌った「奥様、お手をどうぞ」
オープニングから歌唱リレーでつないでいくマントラ
ビングと違って演奏はタンゴチック
コーラス部分はドイツ語で歌っている
⑤ 大昔のサーカスを彷彿とさせるインストルメンタル曲
⑭ まさにザ・サントラ
⑨⑲ グループ名に偽りなし
⑮ スワニー・リバーの節も飛び出すレヴュー・ミュージック
ローリング・トウェンティース のイメージがしっくりくる
主演ボウイだが、彼の歌は入っていなく
唯一、ララララララーラーを確認できるのみ③⑯(一瞬)
⑪ 雑踏の音とともに歌詞がザ・レベルズによって歌われている
と、思っていたらザ・レベルズがボウイの変名とのこと
その透明トレーの下は帯付き
左じゃなく右に寄っているのは?
見慣れていないイギリスの人がデザインしたから?
2021/1/27 ジョーシン 2,316円
追記
車に落としているCDからいきなり
ジャスト・ア・ジゴロ~アイ・エイント・ガット・ノーバディのメドレーが
こんなところに入っていました!