1か月経っても通勤の車は変わらずロング・バケイション
この機会に、ほとんど聴いていなかったボックスものも聴いておこう
モノは、NIAGALA CD BOOK Ⅱ
ブックというよりファイルに12枚のCDが収められているため
取り出すのが面倒なイッピン
内容もナイアガラだけあってレアというかマニアック
その1枚目が、発売されなかったシングル・ボックス
10曲全てを5枚の45回転にスタンプする企画
フォーティーファイブであってこその企画じゃないのかな
それをCD1枚に収めても
ただ単にアルバムの順番が変わっているだけではないか
などというギモンはナイアガラ―(と呼ぶらしい)には不問なのだろう
この裏面が歌詞
このボックス、歌詞カードは付いているものの
来歴やらの解説は一切ない
しかし、ソニーのサイトにはコマーシャルを兼ねた?内容紹介があるので
アップされているうちに転載
Disc- 1『A LONG VACATION SINGLE VOX』 / 大滝詠一
01.君は天然色 (50AH 1726-A)
02.カナリア諸島にて (50AH 1726-B)
03.恋するカレン (50AH 1727-A)
04.雨のウェンズデイ (50AH 1727-B)
05.さらばシベリア鉄道 (50AH 1728-A)
06.我が心のピンボール (50AH 1728-B)
07.FUN×4 (50AH 1729-A)
08.Pap-pi-doo-bi-doo-ba 物語 (50AH 1729-B)
09.Velvet Motel (50AH 1730-A)
10.スピーチ・バルーン (50AH 1730-B)
■品番取得、新譜案内までいきながら企画倒れに終わった幻の「ロンバケSINGLE VOX」の 曲順、オリジナルアナログマスターを使っての収録。ジャケットも当時の色校から復刻。
新たなるリマスター音源収録。
① 第1弾シングルだけど、アルバムと同じようにティンティン音で始まる
③
改めて
♪ ふと眼がぁ〜 うたび
と、曲先なのか詞先なのか
歌詞を見ると続いてる文章がトンでいる
④ こちらもトンでいる
♪ 壊れかけたワゲンのぉ〜
♪ 海が見たいわて言〜 い 出したのは
⑤ こちらもシングルがあるようだけど、カップリングは違うアルバムから
ここでのカップリングはA面と同じく失恋ソング⑥
前に聴いた時は、この歌詞に出てくる "TILT" が意味不明
単語の意味は「傾き」
では「それは恋の傾き」?
それで、「はしゃぎすぎ」???
その後、雑誌penをバックナンバーで購入
そこに松本隆自身の曲目解説あり
これを読むと、TILTはピンボールのメーカー?
検索すると、メーカー名では無く
反則のひとつ
ピンボールでプレイ中に台を揺らすのは重要なテクニック
だが、揺らし過ぎると故障の原因
故に、円錐の重りを垂らして
TILTをし過ぎて許容範囲を超えるとゲームオーバーになるように装置化
♪ それは恋の TILT
し過ぎて 反則、恋がゲームオーバー
なかなかたどり着かなくて
村上春樹『1973年のピンボール』がヒット
1980年3月「群像」に発表とある
この頃、流行り?
個人的にピンボールで思うのは
エルトンのピンボール・ウィザード(映画は1975年)
同系統の⑦⑧で妄想カップリング
⑦はラストのパーティ場面も収録
この先、もうこのディスクを取り出して聴くことはないように思う・・・