50周年アルバム
アメリカやイギリスのアルバムなら、我が家にたくさんあるけれど
その中で今回はビーチボーイズ
ビング・クロスビーのカントリー・ソング「レスト・オブ・ザ・トレイル」を検索
ジェームズ・アール・フレイザー作の像がヒット
その像はまさにこのジャケット
暗い陰影のこのジャケット
ずっと、角が二本生えている悪魔だと思っていた
実は、旅路の終わりの疲れ果てたネイティブアメリカン
下を向いた彼の編んだ髪が垂れている
アメリカではベルトのバックルなどのモチーフに
ポピュラーな絵なのかもしれないですね
このCD、ヤフオクでファクトリーシールド、未開封で出品されていたものを
終了間際で発見
よくよく考えずに落札
CD初期は万引き防止にこのサイズの箱に収めて販売
箱があるのは、初期のディスク
レアかと思って買ったものの、未開封の方がレアなままか
なんて本末転倒な考えがよぎったか
放置
50周年を機に開封した流れ
ブックレットには、歌詞記載
解説は、萩原健太著のコレを
とは言え、2ページのみ
② 弟カール作
途中のコーラスを従えて激しく歌うサビがかっこいい
③ アル・ジャーディン作は、あまり抑揚がない小品
タイトルの意味は「座ってくつろぐ」
健太本によるとビルケンシュトックの説明書にヒントを得たとのこと
個人的に、初めてビルケンを知ったのがシャーパーズ・イメージのカタログ
初購入は種類の選択肢がないOPAで1994年の暮れくらい?
『グレイトフル・デッドにマーケテイングを学ぶ』を読んだ時に
ビルケンを履いたヒッピーがデッドのライブに集まって・・・
なんて記述にぶつかって、アメリカでは随分前からメジャーなんだと思った次第
まあ、創業は1774年みたいだからアメリカ自体よりも前
④ ブルース・ジョンストンの名曲
歌詞にはPatti Page と old cape cod が盛り込まれている
タイトルにある ”(1957年)" の曲
ブルース&テリーの盟友テリー・メルチャーとともに
彼のママ、ドリス・デイのプロデュースをした録音はこちら
⑤ マイク・ラブが新しく詞を付けたしたリーバー&ストーラーの曲
激しいギターとサイレンの音に導かれて始まる歌は、ケント州立大学襲撃事件
事件はカンボジア爆撃に抗議する非武装の大学生に対し州兵が銃撃したもの
個人的にビーチボーイズに求めている曲調とは違う かな
レコードではここからがB面
⑥ 途中フルートが変幻自在に浮遊する
⑧ オルガンだけで歌われる
誰が歌っている?
なんだか素人チックに聞こえると思ったらマネージャーのジャック・ライリー
⑨⑩ 最後の最後でブライアン作の2曲
この流れで聞いているとB面はこの2曲へ導くための雌伏の時間かと思われる
⑨はブライアンの娘2人によるWilson'sでも再演
プロデュースはブライアン本人
⑩ Surf's Upは本来『スマイル』に収まるはずだった曲
今世紀になってからのブライアン・ウィルソン名義のスマイル
ビーチ・ボーイズ名義のスマイルのどちらにも収録されている
英詞だけでは全く分からない⑩
手持ちのベスト盤には、本アルバムから3曲セレクト
日本語読んでも理解できない
音的には、このベストの方が良いかな
2019/9/25 ヤフオク(2,175・950/2)