ジャケットの副題に見えるように、コンプリート・レコーディングスの第3弾
収録されている21曲は、アステア&ロジャース映画の挿入曲
二人のデビュー作『空中レヴュー時代』から『有頂天時代』まで
デビュー作からの録音がこのCDに入っているので
第1、2弾は映画デビュー前の作品
ゆーくりだけど、二人の映画を見る度にこちらの録音を聴いてきた
この度、映画6本を見終って、
同時にこちらのCDも聴き終えたのでまとめることに
それぞれの楽曲は、映画視聴後にまとめていたので詳しくはそちらで
『空中レヴュー時代』 ①~④
2作目の『コンチネンタル』は収録曲なし
3作目『ロバータ』もなし
4作目『トップハット』 ⑤~⑨
5作目『艦隊を追って』 ⑩~⑮
6作目『有頂天時代』 ⑯~㉑
ソニーも同時代のコンピレーションを出しているけれど
空中レヴュー時代のUK・USの両バージョンの収録はコチラだけ
でも、どちらも同日にロンドンで録音しているんだ!
ライナーによると、ステージ時代は録音会社もコロンビアやらビクター、
場所もニューヨークであったりロンドンであったり節操無かった様子
でも、アステアに限った話ではないみたい
他には、トップハットから始まるジョニー・グリーンとのセッションを
シナトラとネルソン・リドルに例えて称賛している
最後に収録のアステアのタップ音が入るスイングタイム・ワルツは
これが初収録!
ということで、貴重なCD
それだけじゃなく、アステアの歌が良くなっていくのが分かるCDでもある
確かに、ジョニー・グリーンになった後半は素敵だ
2012/01/20 HMV(630円)