久しぶりのディスコロヒア
今回はレーベル第6弾
前回のディスコロヒアはパティ・ページ
いつも聴いている音楽の延長だったけれど、今回はラテン
しかも、1944~45年のトリオのデビュー直後の音楽
日本で有名になるのは後年のボレーロとかを歌っているパンチョス
ココには、いわゆる彼らの代表曲は入っていないような録音集
まあ、いずれにせよ普段聴いている音楽からはかなり異質だ
ちなみに、グループ名のパンチョはフランシスコの愛称とのこと
メンバー3人は、メキシコ人2人、プエルトリコ人1人の構成
①から⑧まではジャケットにもなっているコーダ・レーベル
① タイトルは、マラガ(スペイン)の娘の意味
冒頭からもの悲しいギターの響き、続くコーラスももの悲しい
カウンターテナー気味に歌われる高音で、もの悲しさ倍増
② 途中に笑いながらになったり始終軽快
タイトルはグアバの木、これが女性形型になるとグアバの実になるらしい
ライナーにはダブルミーニング、トリプルミーニングと記載
おそらく卑猥な歌なんでしょう
③ こちらもテンポの良い曲
リズムギター1つでゾクゾクさせるようなスイング感
3人で歌をかぶせていくところなども凄く楽しげ
④ 解説によると避けては通れない名曲
確かに、どっかで聞いたことあるメロディ
歌詞は、映画『モロッコ』を彷彿とさせる軍隊の後をついていく女性たちのこと
⑤ スローテンポな静かな曲調
こちらも大有名曲らしいが記憶なし
⑥ 口笛、手拍子も入るコミカルな曲
YesNoを意味するシ・シ・シ、ノ・ノ・ノのサビが楽しい
⑦ 太鼓というかドラムというか
パーカッションのジャングルビートで始まる
一緒にいると楽しいリロンゴ(黒人娘)の歌
もちろん歌も楽しげ
⑧ 原題「アスタ・マニャーナ」
意味は「また、明日」
空耳では「あしたまたーね」
⑨~⑫ シーコ・レーベルへの録音
解説によるとレーベルによって多少スタイルを変えている・・・らしい
正直あまり分からない
⑨ 内容は男のグチのオンパレードらしいが
イキイキと楽しい曲調
⑩ こちらは、一転して物悲しい曲調
⑪ ラ・バンバ
とは言え、リッチー・バレンス(持ってない)~ロス・ロボスのイメージ全くなし
⑬~⑯がNBCへの録音
⑬ 新しい恋が始まった歌だけど、聞いてるだけなら他と同じかな
⑮ 絶好調の曲調でどこで聴いたんだっけ?
ディズニー映画『三人の騎士』の劇中
「アイ・ハリスコ・ノ・テ・ラヘス(美わしのハリスコ、Ay, Jalisco,no te rajes!)」
というか、ビングも歌っている「スリー・キャバレロ」じゃないか
アレンジが違い過ぎ・・・
⑯ エル・カスカベル
踊る大捜査線のテーマソングとして使われていたらしい
が、見ていないのでなんとも言えない
⑰~⑳ ペトローン・レーベルへの1945年録音
⑰ ビングがここで歌っているチョーゴキゲンな大好きな曲
高音でのはやしたてる叫び声が入る
ビングもこんな感じで歌ってて
ふざけてるのかと思ってたけど、こういうスタイルなんだ
⑱ 解説によるとチリの音楽に由来しているようだが、
異質なものとしてしか聞こえない
⑲⑳ これが彼らの本来のスタイルらしいが
前曲と同じく異質な曲としてしか聞こえない
限定盤だからか、ディスコロヒア初のプラケース
二つ折りのジャケットは、トニー谷以外に記憶のない右開き
2014/10/10 OFFICE SAMBINHA(2,376円)