【CD】とうようズ・チョイス・スペシャル(DISC.2)

月イチ予定のディスコロヒア

今回もまた、ずいぶんと開くことに

 

bingcrosmy.hatenablog.com

今回はディスク2

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2枚目はダンス音楽

初っ端から歌無し?

歴史的な意味合い重視なのか「お勉強」的な感じがして

なかなかこれを「楽しんで」聞くのは難しいかも・・・

 

③ ダンス音楽でも歌入りだと楽しく聴けるアンクル・デイブ・メイコン

1927年録音は、カントリー音楽のルーツになるのか

単純にコレ、楽しいよ~


④ タンパ・レッドも名前だけ聴いたことがあるというくらいのミュージシャン

歌は、掛け合いというか、せめぎ合いというか、煽り立てるような音楽で

ここにジャグ・ミュージックが加わって面白さ倍増

⑤ パイントップ・スミスによるブギウギ・ピアノ

しゃべっているのは歌ではなく、踊り手に対する指示とのこと。へぇ~

 

バンジョーが前面に押し出されているものの

バンド内でのコール・アンド・レスポンスは

解説にある通りキャブ・キャロウェイ・スタイル

⑦ フランスのマルチニーク人による録音

で、マルチニークってどこ?

マルチニークはフランスの県ではあるが、カリブ海の島のひとつ

思い浮かぶのは、ジャマイカ『ドクター・ノー』

あながち間違いでもないんだ

 

⑧ なるほど、バンドネオンが合奏にならないと

「タンゴ」っていう音にはならない

確かに軽やかだ

⑨ タイトルが「アコーディオン・ジョー」

ならば、アコーディオンが入っているのは自然

でも、デューク・エリントンブランズウィックへの1930年の録音

解説によると、都会人はアコーディオンを馬鹿にしていたので

都会的なジャズに使われるのは稀

オープニングとクロージングに登場するアコーディオン以外は

いつものエリントン

 

⑩ クンビアはどれも同じに聞こえるなぁと聞いていくと

「クンビア」と言う掛け声

これはお約束?

クンビアとの最初の出会いはロス・ロボス

ロボスのクンビアは明るくクール

そこでも、”everybody Cumbia” の掛け声


⑪ ためてためて歌うスタイルで迫ってくるスリム・ゲイラード

でも、くるなぁ、訴えかけてくる

途中のサックスフォン・ソロもおんなじ調子で煽ってくる

 

⑫ バックコーラスが ”溶岩が 溶岩が" にしか聞こえない空耳ソング

 

⑬ タイトル「マンボ・ブルース」は、どっちやねんとツッコミ

ライナーにも、ちゃんと成り立っていないけど

ご愛嬌で収録と明言

 

⑭ シュガー・チャイルは子どもの芸名そのままに大人になった人じゃなく

リアルタイムでチャイルド

ピアノは完全にブギ・スタイルなのに

子どもの声が乗っかてて、個人的には好みでない

 

⑯ なんだか小学校の運動会でかかっていそうな音楽

録音は1930年代

 

⑰ ⑱ ポルカポルカ以外の何物でもない

そして、今日はポルカのキブンだ

ポルカを聞こう!

とはならない音楽

⑰の後半では、解説にあるとおり

エレキギターのソロはポルカには聞こえないけれど

このギターソロだけでも聞きたいと思わせるものでもないし・・・

 

逆にギターソロ聴くなら

全編ギターがフューチャーされたレス・ポール

でも、聴くならフル・アルバムのレス・ポールがいいか

 

⑳ 日本盤レコードからの復刻ではなさそうだが、演者は「ベニー博士」

英語の表記はもちろんドクター

フィールグッド博士とかジョン博士とかはドクターのままなのに

 

㉑ シンプルすぎるアコーディオン

これを楽しめる境地にはまだ至っていない

 

㉔ 1915年の「アロハ・オエ」

オリジン?

聞き慣れたアロハ・オエとはまた違った

でも、気怠い感じが満載の音楽に仕上がっている

 

2019/8/20  HMV(544)