月イチ・ディスコロヒアは、半期イチの様相を呈してきたけれど・・・
ジャンルはグァラニア
ブラジルとしてイメージするボサノバでは全くない
時代が遡っているわけだけれど
全く初めて聞くジャンル
① これはポルトガル語のラ・パローマ
元はスペイン語だそうだけど、その違いは分からず
② 1951年の録音
バンドネオン(どうもアコーディオンみたい)のためか時間がゆったりと流れる
そんな印象を受ける曲
なるほどタイトルにも「田舎の」がついている
③ 「私の初恋」のタイトルとは裏腹にサウダージともの哀しく始まり
終始同じトーン
なぜなら、初恋がこんなにも早く終わってしまったからと歌われているから
④ 前の曲とともに両面ヒットした曲
こちらも同じトーンで
歌詞が分からないからか、同じに聞こえる
アコーディオンがオブリガートを付けていて、そこがなんだか斬新
⑤ こちらも哀愁漂う曲
それもそのはず、彼女がいなくなる「孤独」と言うタイトル
アコーディオンの音色が、哀愁感を醸し出すのか
さすがに哀愁感はなく調子良い
⑦ 「失望」と言うタイトルだが曲調は明るく楽しげ
⑧ キエレメ・ムーチョはベサメ・ムーチョとは違う
⑩ ここで演奏されているアコーディオンはイタリア・スタイル
とにかく煽られている位の調子良さ
⑫ こちらも哀愁漂う1曲
⑬ 録音順の収録は、ここからがLP (10インチ)
伴奏がオーケストラに変わったとのことだが
それ以上に音の広がりや安心感といったものが感じられる
⑭ 田舎に帰ろうと言う歌詞
曲調は「夢破れて」ではなく楽しげな帰郷
イニャーナの楽しげな声がそれを物語っている
⑮ ジャンガディロ(イカダ乗り)が繰り返されるが
解説があってこそ意味が分かる
⑯ コーラス、バックのオーケストラともに不思議な印象を与える曲
ピッコロ(クラリネット?)のせい?
⑰も同じような不思議なオーケストレーション
⑲ ここからはコンチネンタルへの録音
1961年録音だからか格段に音が良くなった
⑳ 広がりがある音質に合うような
明るい歌詞の内容
㉒ アコーディオンの入ったタンゴ調の曲で
広がりを見せるオーケストレーションは
このCD収録の前半の曲とは違う表情を見せる
㉓ ヴァヤ・コン・ディオス
唯一、聞きなじみのある曲
とはいっても、ビンクロで聞いているのは英語版だから
ポルトガル語の歌詞は初めて
レス・ポールも有名だけど、あまり記憶がない
㉔ ずるい女
淡々と歌われていて、タイトルの内容は想像できない
よく見ると、メイド・イン・台湾
2019/8/20 HMV(2,295)