ビッグジ~~~ョン
が耳に残って離れない
もうこの際だから、コマンダー・コディに続いて
ジミー・ディーンも聞いておこう
とは言え、我が家にあるのはオーストラリアで買った1枚のみ
さて、当のジミー
買った時は知らないし
帰国してからも調べようがないインターネット前史
今回、ようやく調べてみると
1928年生まれ、2010年に亡くなられているので
購入時にはまだご存命
そして、CDでは1曲目に配されている耳に残るビッグ・バッド・ジョン
ビルボードで1位!
俳優としても『ダイヤモンドは永遠に』出てるらしいぞ!!
その後は、実業家としてポークソーセージを作っているらしい!!!
おお、JDのロゴは、ウェスタンブーツ!
こうなると、食べてみたいぞ
さて、肝心のCDは
ドミニオンという他では全く聞かないレーベル
裏ジャケットも ⓅⒸ1991 と出ているものの
滲んでて怪しい
イラストはシリーズ共通でヤッツケ感プンプン
1枚モノのジャケット裏には、一応コンポーザー等も印字されている
収録曲は、ビルボード・トップの①以外でも歌詞はネットで見れる
ようやく、こんなことを歌っていたのね(語っていたのね)となった次第
① Big bad John
不愛想な大男のジョン
炭鉱での落盤事故に遭遇
彼一人で脱出の穴を開けて20人を救ったものの
彼一人生き埋めに
ここに来る前は、ニューオーリンズでケイジャン・クイーンをめぐって喧嘩
② The first thing every morning
今度は普通に歌っている
あなたを毎朝毎夜思い続けると言うシンプルな恋愛ソング
③ dear Ivan
USSR にいる Ivan Kovanovich に
USA の ジミー・ディーンから
自分たちは同じ農家なんだから、戦争なんかしないように
という手紙を読み上げている
1962年1月6日にチャートイン
キューバ危機が起こったのは、10月
そして、どうやら、この曲のカップリング曲は
『白人ラップできない』で
フィル・ハリスが歌っていたスモーク・スモーク・スモーク
ちょっと聞きたいぞ
④ stand beside me
ずっとそばにいてくれと懇願する(語りでない)歌
カントリーだなぁ
⑤ IOU
これも語りになるのか?
母への感謝が綴られている手紙を読み上げてるだけだけど
1976年(最後の)トップ10 ヒット
アメリカ人の琴線には触れるのか
ヒットの法則は謎
さて、タイトルのIOU、歌詞にも頻繁に出てくるコレは
I owe you のことで借用書
⑥ P.T.109
今度はバブルガムミュージックと言うくらいの陽気な音楽
原題にはケネディは付いていない
よく聞くと、ケネディを連発している曲だけど
内容を理解できるほどの英語力は無い
若き日のJFKがPT109号に乗って日本との戦争に出撃
衝突されて真っ二つに割れた船から乗組員を救った英雄譚
今では、プラモデルにまで
歌の最後は、勿論ビッグ・ジョン
⑦ To a sleeping beauty
歌の次は語りの交互コンピレーション
ジミーは5分59秒語りきっている
⑧ ネチネチのハーモニカが右スピーカーで鳴る
最強のニューオーリンズ・スタイルをバックに
ジミーは語る
1曲目で生き埋めになってしまったビッグ・ジョンを
救いにきたのはケイジャン・クイーン
生き埋めになったビッグ・ジョンの紫の唇に
キスをすると息を吹き返す
2人仲良くニューオーリンズに帰って行く
1曲では終わらない Happy Ending
⑨ Little black book
交互の法則無視で、しっかり歌っている
⑩ Bumming around
カントリー、ジミーは
語るように歌っている
BGMで適当に聞いていただけなので、全曲語りの記憶
飽きさせないようにか、語りと歌は交互に配置
歌はもろカントリーだったりするけれど
語りもカントリーの範疇で良いのか?
精神性のところなのかな
でも、ジャケットの4曲は
すべて語り
ジミー・ディーンといえば「語り」なんだろうか?
今回ひたすら聴いてたら
じわじわとジミー良いよね!となってきた
でも、良さがわかるのに30年
良くなったので改めて動画検索
コレ、ジミーなんだろうか?
イイね!ジミー、最高
1993/03/08 VIRGIN/SYDNEY(AU$ 4.99)