【CD】マレーネ・ディートリヒ/ベスト16

年末の『上海特急』『モロッコ』視聴に続いて

今年に入ってからは『砂塵』

この際だから、手持ちのCD 最後の1枚を

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解説はこのCDも野口久光先生が書かれているが

録音日等のデータが掲載されていない

少し調べてみると

ベースとなるのは1940年前後のデッカ録音

同じジャケット、同じタイトルでヒットするCDがあるが

外国のものは全く曲順が違っていたり

2曲多い18曲入りの物とかあるようだ

 

う~んと思っていると・・・

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オビには「デッカ・セッション全曲を収録した」とあるではないか

となると、18曲入りの2曲は何だ?

再度調べると、 HER COMPLETE DECCA RECORDINGS なる LP を発見

10曲でコンプリートなのか?


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①お馴染みのリリー・マルレーンだけれども最初の歌詞が違う?

覚え間違いなのかなと検索したらこっちの歌詞が出てきた

Underneath the lamp post by the barrack's gate
Standing all alone every night you see her wait

 

CDに入っているのは、マレーネ作詞とのこと

 

 

②映画『妖花』からだが、続く③と聞いたことがない

ここで聴くマレーネの歌は独特というか、オンリーワン

 

④に至っては、歌って語ってという交互スタイルを節ごとに繰り返している

曲自体はバンジョーで始まるコミカルな曲

ゲゲゲの鬼太郎に聞こえなくもない

 

以降、あまり聞いたことのない曲が続き

⑨で、ようやくコール・ポーター

マレーネは、ここまで低音にする必要があるのかと言う程、ドスを効かせている

 

⑪はビング・クロスビーも歌っていたシンフォニー

マレーネは、フランス語で歌っているので、タイトルはサンフォニー

 

聞いたことのないクリスマスソングを挟んで 

⑬ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド

 

ピート・シーカーの⑮は拍手も入っているライブ録音だけど、デッカ?

 

⑯先日見た映画『砂塵」は劇中で3曲歌う

この⑯は映画の中ほどで歌われるコミカルで楽しい曲

(⑤も砂塵の曲だけど印象ウス。劇中ではヴァ―スから歌っている)

 

 

MCAのベスト・ワンのシリーズ

ビング・クロスビーの本シリーズはこちら bingcrosmycd.hatenablog.com

ただ、発売日に1年ほどの開きあり

マレーネは、オビにもあるように追悼盤として出されたのかな

死亡は、1992年5月6日

 

2019/12/26 (2970+550/3)