今年に入ってからは『砂塵』
この際だから、手持ちのCD 最後の1枚を
解説はこのCDも野口久光先生が書かれているが
録音日等のデータが掲載されていない
少し調べてみると
ベースとなるのは1940年前後のデッカ録音
同じジャケット、同じタイトルでヒットするCDがあるが
外国のものは全く曲順が違っていたり
2曲多い18曲入りの物とかあるようだ
う~んと思っていると・・・
オビには「デッカ・セッション全曲を収録した」とあるではないか
となると、18曲入りの2曲は何だ?
再度調べると、 HER COMPLETE DECCA RECORDINGS なる LP を発見
10曲でコンプリートなのか?
①お馴染みのリリー・マルレーンだけれども最初の歌詞が違う?
覚え間違いなのかなと検索したらこっちの歌詞が出てきた
Underneath the lamp post by the barrack's gate
Standing all alone every night you see her wait
CDに入っているのは、マレーネ作詞とのこと
②映画『妖花』からだが、続く③と聞いたことがない
ここで聴くマレーネの歌は独特というか、オンリーワン
④に至っては、歌って語ってという交互スタイルを節ごとに繰り返している
曲自体はバンジョーで始まるコミカルな曲
ゲゲゲの鬼太郎に聞こえなくもない
以降、あまり聞いたことのない曲が続き
⑨で、ようやくコール・ポーター
マレーネは、ここまで低音にする必要があるのかと言う程、ドスを効かせている
⑪はビング・クロスビーも歌っていたシンフォニー
マレーネは、フランス語で歌っているので、タイトルはサンフォニー
聞いたことのないクリスマスソングを挟んで
⑬ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド
ピート・シーカーの⑮は拍手も入っているライブ録音だけど、デッカ?
⑯先日見た映画『砂塵」は劇中で3曲歌う
この⑯は映画の中ほどで歌われるコミカルで楽しい曲
(⑤も砂塵の曲だけど印象ウス。劇中ではヴァ―スから歌っている)
MCAのベスト・ワンのシリーズ
ビング・クロスビーの本シリーズはこちら bingcrosmycd.hatenablog.com
ただ、発売日に1年ほどの開きあり
マレーネは、オビにもあるように追悼盤として出されたのかな
死亡は、1992年5月6日
2019/12/26 (2970+550/3)