【CD】ラヴ・フォー・セール / トニー・ベネット&レディー・ガガ 

f:id:derbinglejp:20211010213631j:image

f:id:derbinglejp:20211012172902j:image

収録曲のうち

②⑥はフレッド・アステア

⑩も『踊る結婚式』の挿入曲だったようだけど馴染みなし

⑤⑦はシナトラ

⑪はナット・キング・コール

ビング・クロスビーと、この曲なら誰といったタイトルが並ぶ

となると、どう料理されてるのかが聴きどころか

全体的な印象は、ヴァースから歌っている曲が多い

f:id:derbinglejp:20211010213529j:image

① もともとのヴァースだけれど

2人のデュエットの幕開けを飾るにピッタリ

 

② 高速のヴァースからスタート

 

③ ジャズ・ボーカルのCD

日本盤でも英詞が付いていたらラッキー

対訳なんてとんと見ない

アルバムタイトルになっているこの曲

英語、カタカナだと思わないけど

娼婦の歌だけに、翻訳が付くと露骨になってしまう

 

⑤ シナトラの印象が強すぎるこの歌

今さらって感じで何も変わらないか

トニーはシナトラっぽいアレンジで歌っているけど

やっぱり声量は落ちている

晩年のシナトラのデュエット集で、

U2・ボーノが全然違うアプローチを披露していたけれど

あれも違和感だけだったし

完成されすぎたオリジナルもコマリモンかも

 

⑥ こちらは囁くように歌ったフレッド・アステアのイメージが強すぎ

ゴキゲンなホーン陣、それに呼応して歌いあげるレディー・ガガ

これまた違和感

f:id:derbinglejp:20211010221451j:image

⑦ これもシナトラ

でも、スイング曲だからか前曲ほどには違和感を覚えない

この時代だと飛行機がスリリング

 

⑨ ♪ スポンジもする~のところは割愛

シャム双生児は翻訳されていない

禁止?

エラリー・クイーンの小説はどんなタイトルになっているんだろうかと見ると

シャム双子

 

フレッド・アステアの映画『踊る結婚式』の挿入曲

アステアの歌は最近買ったこのCDに

bingcrosmycd.hatenablog.com

 

⑪ トニーはソロで、ナット・キング・コールとほとんど同じアレンジで歌っている

 

⑫ ♪あなたはビル・ゲイツの年俸~ と翻訳

ここだけ現代アレンジ?

本来は「ガルボの年俸」で

レディー・ガガもちゃんと ♪ ガルボのサラリーと歌っている

どうしてこんな文字起こしになるの?

 

⑬ シークレット・トラックなのか、2分弱のライブ録音 "Anything Goes!"

※ 日本盤ボーナスなので、日本語表記の方には記載あり

f:id:derbinglejp:20211010213517j:image

 

f:id:derbinglejp:20211010213511j:image

17センチ・ジャケットなのでCD格納は中心部だけで事足りるf:id:derbinglejp:20211010213523j:image

 

ジャケットと同じデザインの三つ折り×三つ折りのポスター?

f:id:derbinglejp:20211010213628j:image

広げるとこうなる

で、どうする?誰も壁に貼ったりしないよね

f:id:derbinglejp:20211010221457j:image

パーソネルとか書いてあるけど、大きすぎて見にくい
f:id:derbinglejp:20211010213515j:image

17センチ・サイズの二人のポートレート

これも、どうしましょうね
f:id:derbinglejp:20211010213526j:image



f:id:derbinglejp:20211010213520j:image

 

さて、数回聴いた印象では

音がきれいすぎるのか

そんなに聞いていないからか

はたまた、なるほど!こう来たかと言うような

変化球的なアレンジがないからか

今のところは、しっくりきていない

 

何十回も聞いていれば好きになるかな

BGM的に流すのはイイ感じ

 

 

2021/10/4 HMV(クーポン使って606円)