また、5月に予約していたボサノバ・レジェンズの公演も中止との連絡も
こっちの予習にシフトする必要もなくなったので
引き続きバカラックを
ようやく5枚目
5枚目はタイトル通り自演集
基本的には、次の6枚のアルバムから
Hitmaker(65)
Reach out(67)
Make it easy on yourself(69)
Burt Bacharach(71)
Living together(73)
Futures(77)
今までの4枚は基本歌モノ
バカラックのイメージもハル・デヴィッドとの歌モノ
ここでは、こんな感じで
インスト ①④⑬⑮⑱㉑㉓
コーラス入り ②③⑤⑥⑨⑩⑫⑲
コーラスといってもハミング程度 ⑦⑧⑭⑯㉒㉔
歌入り ⑪⑰⑳
ほぼ歌なし
しかも⑪なんて本人歌唱でお世辞にも・・・
BGMには良いかもしれないけど、向き合って聴いてると意識が飛ぶのも事実
しかも、ライナーにはなんにも書かれていないし
個々の曲をみていくと
ステレオ感をフルに使った⑧
オープニングで右に行ったり左に行ったりするこの楽器は?
60年代のキンクスでよく鳴ってたな
と調べると、どうも同じ楽器のようです
見たことはないのでさらに調べると
ユーチューブに民音音楽博物館の動画がありました
https://m.youtube.com/watch?v=TC7N_6bYX2w
なるほど!百聞は一見にしかず
ピアノの形をしているけれど、弦を爪弾くから、あんなにきらびやかな音になるんだ
⑨は、ダバダバコーラスが印象的
⑳ 素朴な歌で御大かと思いきやPPMのピーター・ヤーロー
この辺りの記述も一切無し
(熱心な方のサイトにだいぶお世話になりました)
続く㉑と㉓も前曲と同じ1977年のアルバムから
大袈裟です。小粋な感じ一切なし
㉓ ではデヴィッド・サンボーンのサックス・ソロがあって
もうバカラックではありません
ここに至って自演のフルアルバムは、揃えなくていいなと思った次第
最後の㉔は、1969年のアルバムからだけど
こちらもバカラックに求めているものではない
3枚目のディスク紹介の際に
ジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズが、ジーン・ピットニ―のアルバム「ヒットメーカー」に参加しているみたいに書いてしまったけど、「ヒットメーカー」はバカラック自身の1965年のアルバム
ということで、ヒットメーカーからの曲をみていくと
⑲ 右からのベースは終始重要、ギターも素朴に鳴っている
③ ギターはリズム取ってる程度
㉒ ブラスとアーアーコーラスのみで存在感無し
② こちらでも素朴なギターが活躍
⑥ この曲では真ん中から聞こえるベース、意識して聴いてようやく印象に残るくらい
プレ・ツェッペリンとしては聴けないけど、
コーラスも効果的なこのアルバムだけはバカラック自演の中ではgood!
今回は、ボックスからディスクを取り出したところ
⑤ が Living together(73)
⑥が Futures(77)のジャケット写真が使われています