バート・バカラック  Anyone who had a heart 6枚目

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ようやく最後の6枚目に到達


まずは、セルジオ・メンデスの恋の面影

オープニングの高揚感をいやがうえにも引き立てる右スピーカーからのベース

これは、ドはまり

 

続くウエスモンゴメリーは歌無し

歌部分はギターでなぞるのかと思いきや

最初のフレーズだけで、後はアドリブで弾きまくり

最後にサビを弾いてフェードアウト

クール!

 

③もギターで歌うジョージ・ベンソン

 またまた、サビ以外はアドリブ

完全にフュージョン

 

⑤この曲を歌無しでやっちゃイカンでしょ

途中、呪縛から解き放たれてようなアドリブは素敵だけど

サビに戻るとなんかチープな感じが拭えない

 

⑥もピアノが歌のパートを奏でる、コーラスはコーラスだ

ここでもアドリブは自由

 

⑦やっぱりバカラックには、ボーカルが必要なのよ

と、改めて認識させてくれるエラ

ラストは余裕シャクシャクのリフレイン

 

リナ・ホーンは、ライブでノリノリの⑨

でも、この歌知らないよ

 

えらくフェードインで入ってくる⑩

 

⑪はチャーリー・バードの全編ギター

歌を楽器でなぞるだけだと、またしても安っぽく感じる

かと言って、アドリブで突き抜けちゃうと

バカラックらしさが無くなるし

やっぱり歌が無いとアカンのでは

 

ゲッツ、ジルベルトと続く⑫⑬

⑫はゲット節全開

となると、バカラック感が無くなってしまう

 

⑬は女性コーラスもあって忠実なカバー

 

⑭は2006年と時代が開いての録音

歌自体の特性なのか、歌い手の力量なのか

これはいい感じ

スタンダード化してる?

 

⑮も1993年と時代は開いているんだけど

モロ90年代の音になっていて好みではない

そもそも、バカラックというよりビートルカバーという気もするし

 

一転して、ピアノ・トリオの⑯⑰

静かに幕を閉じます 

調べると、マッコイ・タイナーは今年の3月に亡くなられてる

 

最後に箱の裏側を

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分かりにくいですが、ディスクを示す数字のみ、カバーと同色

 

シュリンクに貼ってあったシール

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 ハードカバーのライナーには、ページ付番がされていなかったんだけど

44ページのようです

しかも、ずばり "book"

確かに、あれはブック

 

と、豪華仕様のこのボックス

HMVで、5,742円  2013/10/18到着