月イチでディスコロヒア1タイトル聴こう
なんて思ってたのに、1枚目だけ聴いて放置
こりゃあいかんパターンだ
と改めて、2枚目を
①のクルーナー、ビン・スラメットはビングに憧れて芸名にしたとのこと
サクッと調べたくらいでは、BinなのかBingなのか分からなかったけど
まさか、こんなところで遭遇するなんて
ファンシー・ミーティング!
ライナーには、雪村いずみの映画に言及
この映画は、ここで見れる
②ではバックはスィングして途中女声コーラスまで入るのにドラで締めたりとなって
国籍不明ソング
ここで、ライナーから歴史を勉強してみると
共通言語として使われてきたのがムラーユで
この言葉で歌われていたクロンチョンをスカルノ大統領が国民音楽に認定
⑥はインドチックで、口笛が響く
ピアノも華麗な⑦は歌もスウィング
正直、この手の曲ばかりの方が聴きやすい
なんだこれはの⑧
昔のテレビのサントラ、よく怖いシーンのバックで鳴ってたヤツだ
しかも音が歪んで、怖さ倍増
⑨もエスニック
変な声が入ってるのは、タイトルからすると猫の鳴き声なのか
⑩ライナーにもあるバックで鳴ってるヴァイオリンの音に注目
注聴(?)すると凄くスウィングしてる
⑪ジャワ語らしいが、異国の言葉としてしか認識できない
⑫こっちのジャワは演奏もガムランだ
次の⑬はいきなりモダンというか西洋〜ラテン
聴き慣れた音楽
これでも同じ国、時代
多民族、多言語国家
改めて国民に知らしめようとした国策ラグ・ダエラで、地方言語で歌われている
⑭ガールズコーラス
⑮では大人びた男性コーラスが聞ける
⑰コーラスとパーカッションでモロラテン
カッコいい!
⑲になるとラテンというより南国、極楽
⑳になると完全ポップ、でもインドチック
アイ・ラブ・ユーまで飛び出して
インドネシア版無国籍音楽
㉑ハワイアン・バージョンのブンガワン・ソロ
日本版無国籍音楽の泰斗アキラ・コバヤシもここで歌っている
♪ ブンガワン・ソロ・ソロ~なんてことになってるけど
アメリカン・ポップの影響を受けた㉒
甘甘系なので好みではない
ここでも、フェードアウト
変わって㉓は60年代ブリティッシュ・ビート を感じさせる大好物
そして、サティスファクションへのイントロから始まる㉔
ガールズグループの歌が始まるとそのズッコケ感に頭クラクラ必至
最後の㉕はラジオ放送のクロージングテーマ
南国音楽
唯一インドネシア という言葉が聞き取れる
という事で、振れ幅が半端でない怒涛の2枚目
ひたすら聴いてると耳に馴染んでくるかな
もちろん、伝統的すぎるのは違う
ボーっと聴いててもいいんだけど
ライナー読んでると、縦軸の歴史は分かるけど
あまりにもインドネシアの地理が頭にないので
横軸の展開がついていけない
とは言え、このライナー、46ページのボリュームで
CDの付属品のレベルを遥かに超えている
2013/06/24 HMVにて購入 定価4,515円のまま