【劇場プログラム】LADY , BE GOOD !

ナクソスフレッド・アステア初期録音集には

映画出演前のステージ歌曲の録音も収録されている

 

その第1集には、ガーシュイン兄弟による LADY , BE GOOD !

ニューヨークでの公演後にはロンドン公演も行われている

そのロンドンはエンパイヤ劇場での公演は

1926年4月14日から1927年1月22日まで、上演数は326

 

今回は、年始にゲットしたその公演のプログラムを


 

95年前とは思えない仕上がり。帝国劇場たるユエンでしょうか

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順番はフレッドでアデルですね


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表紙裏には、バーとブッキング・オフィスの広告

右には、オーセンティック・レコードと書かれたコロンビアレコード

ファースト・レコーズとされているから第2弾以降もあり?

片面時代の名残でしょうか、その下には「10インチ、両面」

下の方には「イラストレイテッド・リスト」なる文字が見えますが

ちょっと欲しいな

 

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このプログラム、何日のモノとの記載が一切ありません

(人気ないと途中で取りやめもあるからかな)

が、ヒントになるのは、左ページの「サマーセール」7/31(土)まで

 

右ページには、公演時間に値段表

毎夜 20:15 スタート

マチネは、水・土 14:15

値段表のスラッシュが、解読できません

 

近くのチューブの駅はココといった記載も

当たり前に地下鉄があったんですね

 


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左ページには、ソーダファウンテンとともにアイスクリームの文字も

時は1926年。冷凍庫があった?

 

下には、ラプソディ・イン・ブルーのバレー?

 

右ページに、ようやくスタッフ&キャスト

 


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左ページ、顔写真にミス・アデル・アステアの文字

アデルについての説明かと思いきや

でも、ポンドって池?通貨?

女性なら全員知るべき?

半分ほど読んで、ポンズ・ヴァニシング・クリーム、クレンジング・クリームと

出てきて、あ~化粧品か~

今も販売されてるので女性ならピンとくるのでしょうね

 

右に、役者とその役名

フレッドがディック・トレバー

アデルがスージー・トレバー

 

 

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左は又もや広告

ショウが終わったらカフェ・ド・パリに来てね

って、何時までやってるんでしょうね

誰も奪えぬこの想いだと3時まで踊ってるようですが・・・

 

右には、幕・場の説明

中ほどには、アデルの衣裳はこの店で作ってるなんてことが住所付で記載

男性陣はサヴィル・ローだけど、アデルはシャンゼリゼ

 


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左上は、ミュージック・シートの広告かな

 

下には、前ページには細かい字で記載されていたアデルの衣裳のお店の広告

 

右ページには、各場面での歌のタイトルが記載されている

気に入った歌は、左のページ見てシート買ってねってことかな

 


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左の女性はアデルをイメージしているのかもしれませんが

直接的な関係は書かれていません

 

右下のシュウェップス

デボンシャー・サイダーって何?

サクッと調べたくらいでは出てこない

気になるな~

 


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ようやく裏表紙にたどりつきました

400台以上のモリスカーを常時ストックとありますが

どれだけの人が購入できたのでしょうか

 

真ん中のシールで封がされていたようですね

 

 

届いてもロクに見ないでほりっぱなし

ちゃんと見ると、やっぱりプログラムがオモシロイな~

 

 

2021/1/8  ヤフオク(800・700)