こちらは本編のCDをオフィス・サンビーニャで購入するといただける特典
あくまでオマケなので、本編と同じジャケット・デザインだけど
内容は10インチLP『デンダン・サローマ第1集』を丸々収録
なので、このジャケットを使ってもらう方が良いのですが
そこはあくまでオマケ、大人の事情もあるやもしれません
10曲入り30分弱
これでもか~と言わんばかりの本編解説を読んだ後には
え~これだけ!?となるコメントですが
そこは、あくまでオマケですから
コメントにもありますが、本編収録の2曲も併せて完全収録
順番は?
①イナン、②レンガン・カンコンで”音”で判断できる以外の曲は、訳されてしまってて順番の特定すらできないぞ
否、よく見ると( )書きで英語の意味が書かれている
これを見ると、LPの順番通りに収録
②⑧が本編にも収録されている曲
②の方は、オープニングの ♪レンガン、レンガァァン のコーラスが耳に残るも
⑧は覚えてない
とはいえ、しっとりと美しい曲
で、その⑧のタイトルは「絶望」英語ではディサポイントメント
⑤は「失望」とあってこちらは、ロスト・ホープ
さて、絶望と失望はどう違うんだろう
絶望>失望なのか?はたまた、その逆なんだろうか?
時系列で考えると、望みを失った瞬間が失望で
望みがない状態が随分続いて諦めが入った状態が絶望というイメージだろうか
広辞苑で答え合わせしても
絶望>失望(がっかり) で正解かな
そう思って改めて聴いてみたけれど・・・
⑤ 少なくとも人生に絶望してるほどには聞こえないし
⑧も、あなたにはガッカリさせられたから文句も言いましょう程度(歌詞の意味は全く解っていませんが)
明るいとまでは言わないけど希望は失われていないように聴こえる
この⑤⑧を含む多くの曲は、マレイ・ボレーロとされていて
歌も演奏も綺麗な印象
マレイ・ボレーロではない曲では
⑥ 悲恋歌となっているが、バックの演奏はまさにそれを表している
⑩ サックスの音が流れると途端にムード歌謡っぽくなる
ちなみに
⑦ 解説では誰でも知っているあの曲をぱくったと書いてあるが、ビギナーにはあの曲がわからない
ディスクは白いまま
昨年のクリスマスから気分に任せて手に取ってる本で
こんな文章にぶつかった
「釣りびとたち」という章で
音楽好きたるもの、古今東西あらゆる音楽を聴いてそのすべてを愛さねばならぬ、という90年代の倫理観(P.134 途中省略)
こういう意識は無かったけど、80年代終わりころから民族音楽やワールド・ミュージックという紹介のされ方をして、こういう音楽を聴いている、こういう音楽まで聴いているというのでヒップな気分になっていたのかもしれない
まあ、今では、この時代ではこんなんやったんか~とか
こういう国民性、地域性なんやね~といった物見遊山気分
時代や地域を越えて、こう繋がってるんやみたいな発見があると
それはそれで楽しいけどね