先日、購入したシングル
調べていると…
ディラン来るのか?
51,000円なのか?
もう、先行発売は終わっているじゃないか
ぴあなら抽選?
エントリーしたけれど、外れた
って筋書きが精神衛生上、最適なのか
フォーティファイブは、ブラインド・ウイリー・マクテルのテイク違いを両面に
シングルだと流して聴かない分、集中できるし
ひっくり返すという作業が、気持ちの切替えにもなる
良いカタチじゃないかな
B面のテイク5は、ブートレッグ・シリーズに収録
最初は買っていたけれど
ローリング・サンダー・レヴューの14枚組ってのが出て
しかも、これより遥かに多い限定盤(記憶曖昧)ってのが出た時点で断念
A面は、レコードのみということで貴重な音源
録音は両面ともに1983年4月11日
メンツは、A面がミック・テイラー
B面がマーク・ノップラーで他は同じ
まずは、テイク1
パイプオルガンのような音で始まるイントロから
ディランのボーカルは肩ならし程度の軽さを覚える
でも、それに呼応するミック・テイラーのギターが良い
2番と3番の間には間奏ないが
3番の後の間奏はギターたっぷり
4番の後の間奏にはハーモニカが出てきて
後半になるにつれボーカルも熱を帯びてくる
ラストは短いハーモニカの後にギター
そして、再度パイプオルガンの音色で締める
この音はキーボード?
プレイングタイムの表示は無いが、5分弱
テイク5
こちらは、胸がワサワサするようなピアノから始まる
歌詞ひとつひとつにギターのオブリガード
1番と2番の間奏では短いが的確なピアノ
2番の後の間奏では早くもハーモニカ
長めに吹いている
3番の後でもハーモニカ
少し小さめの音でギターが呼応している
4番のボーカルは少し流しているのか?
その4番が終わると、すぐにギターが切り込んできて、それに被せるハーモニカ
5番では、まだ続きそうな歌いっぷり
長めのハーモニカ、ギターでフェイドアウトする4分30秒弱
一聴、どちらもイイんじゃないかと思うけど
声に探り探りの感じがあるのか
ディランの判断基準は分からない
セッションとしては『インフィデルズ』
1曲目のジョーカーマンとは毛色が違うけど
どっかに入っていてもおかしくないよね
初登場はブートレッグ・シリーズ第1弾
最初に出たときは、ボックスだったけど
ウチにあるのは2006年モノ
3枚目14曲目に収録
こちらは、1983年5月5日と20日くらい後のセッション最終日
同じニューヨークのパワーステーションで
マーク・ノップラーと2人きりのレコーディング
始まりは
シンと凍てつくような冬の寒さが広がる白の世界
ボーカルがあるのに無音に感じる
そこに、生ギターの音、ピアノの音が温かみを加える
ときには熱を…
まあ、完全に完成してるよね
こちらの3枚組では3枚目の1曲目に
その後も増殖しているってこと
訳詞はどちらも同じ
記憶になかったけれど、ココにライヴ・ヴァージョンがあった
2023/2/5 ディスクユニオン(858)