【CD】ブラームス交響曲第4番/レナード・バーンスタイン&ウィーン・フィル

佐渡裕コンサートに続いてはベルリン・フィル

4番も、その時に聞いたブラームス交響曲全集からの1枚

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単体発売時のジャケットは

ヨッコイショのズタ袋担ぎバージョン

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発売時には「レコード・アカデミー賞 大賞受賞」

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曲自体は、1884年から1885年の作曲と140年前

 

第1楽章 13分17秒

Allegro non troppo 快速で、だがやりすぎず

 

オープニングから哀愁を帯びた弦の響き

なぜか、松本零士の宇宙空間が目に浮かぶ

 

ブラームスの指示通り

4分手前で、かなりの快速ぶりを発揮り

さらに加速して

ラストは追い立てられるほどに

 

 

第2楽章 12分41秒

Andante moderato 歩く速度よりやや速めで

 

牧歌的な管の響きからスタート

「歩く」歩いてないなぁ

草原でただ寝転がっているだけに聞こえる音楽がひたすら続く

動いているのは風だけか

ラストはそのまま、周囲が暗くなり夜になっていく様子

 

 

第3楽章 6分12秒

Allegro giocoso 快速で、おどけて

朝イチ!ヨーロッパの田舎町の広場

円形の噴水の周りで乱舞する村民たちの笑顔で幕開け

ラストに向かって、太陽が高くなっていき

それと同時にきらびやかなモードに突入

 

 

第4楽章 11分35秒

Allegro energico e passionate 快速で力感をもって、情熱的に

 

 

このディスクにももう1曲

「悲劇的序曲」14分16秒

交響曲第2番に収録の

陽の「大学祝典序曲」とツイになる双子曲

 

重厚な仕上がりではあるけれど

「悲劇」と言うほどは感じない

 

1992/3/28  Mr.Jackets(5,520円)