我らの生涯最良の年 1942年
この年のグレン・ミラー人気がすごい
ということで、学生時代に廃盤祭なるもので買ったグレン・ミラー
我が家で唯一のCDをこの際だから聞いておこう
ほとんど聞いてなかったからね
帯にあるように、 Juke Box Saturday Night は
グレン・ミラーのLP
本人は、戦時中に亡くなられているが
スペシャル・コレクター・イシューと、あるように
録音はグレン・ミラーが生きていた1940年から42年のもの
LP発売は、柳生すみまろ氏の解説によると1954年
映画『グレン・ミラー物語』の公開の年
このタイミングでリバイバル・ブーム
当時『ザ・ニアネス・オブ・ユー』と対でまとめられたので
ヒット曲は半々
収録12曲は、ジャケット下のボーカル表記にあるように
ボーカルがないのは⑩⑪の2曲のみ
が、8ページまで付番のある解説に歌詞は無い
① チャタヌーガ・チュー・チュー
シンシナティ発チャタヌーガ行きの汽車ポッポ
120万枚売れたゴールドディスク第1号
この1曲目は間違いなし
② カラマズ―
♪ ABCDEFGHアイヴ・ガッタ・ガール
の歌いだしがなんとも言えない
1942年録音は先のベスト・イヤーズのCDにも収録
③ タイトル曲「ジューク・ボックス・サタデイ・ナイト」
そしてジャケットは、ジューク・ボックスの曲目ラベルになっている
歌詞の中には、グッドマン、カイザー、ミラー
と、当時の人気バンドが並んで登場(自分も含めてるところがイイネ)
ハリー・ジェームズの歌詞の後には、ハリー・ジェームズ風のトランペット
インクスポッツの後には模してるのであろうコーラス(インクスポッツ知らない)
④ エルマーズ・チューン
ペギー・リーの印象が強いので(でも、買ったのは、ペギーの方がずいぶん後)
ベニー・グッドマンの曲だと思っていた
⑤ タイトルの「パーフィディア」は、「裏切り」「不誠実」
この意味なのに、キレイな曲
⑥ セレナーデ・イン・ブルー
1942年の大ヒット曲
もちろん、ベスト・イヤーズのCDにも
⑦ ムーンライト・カクテル
タイトル通りの甘甘の1曲
名曲というか、受けるだろうなぁって感じ
誰もが好むタイプ
⑧ アット・ラスト
タイトルに記憶があると思ったら
『キャデラック・レコード』でエタ・ジェームスが歌っていた
ビンクロも歌っている?
" At Last At Last " と2回続く別の曲が有名だけど
晩年のUAに入っている
⑨ ブルー・イブニング
こういう曲を聞くと、
歌手ってビッグバンドの中の楽器のひとつなんだ
できるだけカラーを出さないように?
⑩ アリス・ブルー・ガウン
ここに来て初めて歌がないワルツ
アリス・ブルーは、灰色がかった水色
セオドア・ルーズベルト大統領の娘、アリスが好んだ色がネーミングの由来
ミュージカル『アイリーン』で、少女時代のアリスが、この色のドレスを着ている
グレン・ミラーのオリジナル曲ではない
⑪ ミズーリ・ワルツ
ワルツになると、なぜか歌なし
解説によるとフランクリン・ルーズベルトの愛聴曲
録音は1940年だからFDRで正解かな
ビンクロ歌っている?
記憶にない
⑫ ザット・オールド・ブラック・マジック
誰もが歌っているような気がする曲だけど
この歌唱!って記憶に残るバージョンはないなあ
ここでの歌も記憶に残りそうにないなあ
1992/11/14 廃盤祭りで70%Off (梅田のロフトだったような)
ブツには何故か、全く同じライナーがふたつ入っていた