【CD】ベートーヴェン交響曲第9番”合唱”/フルトヴェングラー ~マイ・ファーストCDの1枚~

こちらも昨年からのネタ

 

年の瀬には、やっぱり第九

毎年プレイするも

鳴らすのは、年越しそばを食べてる超短時間

最初から流していたんでは第九気分にならないので

いつも第4楽章の

それも、合唱が始まるところから

とは言え、これは純然たるマイ・ファーストCD

一番長い間、我が家にあるわけだから

それなりには聞いている(流している)

 

CDプレイヤーを初めて買ってもらったのは、高校入学時

その時は、ジャズ系のCDがなくクラシックがほとんど

直前には、音楽之友社フルトヴェングラーのムック本で予習

「不朽の名演」「不滅の金字塔」

とんでもないジャックが踊っているもんだから

このチョイスは必然

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CDの容量は、この曲をまるまる入れるために決まった?

何十年か、後にカラヤンの第九を入れるために決められたとの話を聞く

開発者だからそりゃそうか

 

バイロイトの第九は

「これが世にいう足音入り第九である」

なんてフレーズが頭にあるもんだから

冒頭に入ってないじゃないか~!

と言うのが、最初の感想

そんなことを鮮明に覚えているのは

やっぱりファーストたる所以

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当時CDは最高品位の音質と言われ

帯にも「限りなく原音に近づいた」と誇らしげに謳っているものの

音悪いなぁ~という印象

 

耳元で聞くと、

そんなに悪くない

アビーロードリマスタリングがキレイになったように思ったのも

耳元で聞いたから?

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表示時間は、1時間14分41秒

 

第1楽章17分47秒

音が悪くは無いとは言え、やっぱり貧弱

息苦しくなるのはそのため?

 

第2楽章11分57秒

このCD、2分10秒台で右から左へ音が移るようなステレオ感あり

 

第3楽章19分36秒

ほっこり息抜きは、緩徐楽章たる所以

 

第4楽章

突然に始まる第3楽章と打って変わっての嵐

低音の弦が深淵

3分を超えてから聴き慣れたメロディーが静かに生まれて

徐々に大きくなる

7分09秒から歌が始まって

ラストは超高速で締め

 

表示は25分11秒、演奏後に拍手があるので実際は24分54秒

いろいろ読んだ後では、突然に始まる拍手が編集のように聞こえてくる

 

 

最初期のCDは、コンパクトディスク・マークを大きくアピール

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(Sung in German) レーベル面の表示、何語にしたかったの 

 

1985/04/06 3,500円(ミヤコ 姫路店)

 

第九の初演は1824年5月のウィーン

ちょうど200年!