ロージーのビンクロ・トリビュート
そこに「いつの日か君に」が収録されていたので
その流れで聴きだしたのが３月終わり
あんまり合わなかったからか
ツタヤでコミック・旧作DVD借り放題に追われたからか
聴きだしてから、２月以上経っている
歌うロビン・ワードは全く知らないヒト
引っかかってきたのは、ビンクロのテーマをカバーしてたから
「名盤探検隊」ならぬ「名盤発見伝」
まあ、買ってもいいのかなと購入したのは昨年初め
ああ、こんな感じね
と、聴いてきたけど
せっかくだからしっかり聴くべし
A面６曲、B面６曲のアメリカン
その12曲をステレオ、モノの両方で収録
その後にシングルヴァージョンをボーナス収録した29曲の大盤振る舞い
レコ―ドだと大トリに件の曲
①⑬ 波のSEから始まる1曲目
夏の終わりに振り返るひと夏の思い出
女性側からの歌詞としては、ひと夏の思い出を感謝
となるけれど
男性側からだと、リゾラバ？
ステレオでは、右スピーカーから流れてくる女性コーラスが郷愁を誘う
モノラルで聞くとAMラジオ
この時代、この曲にしっくりなのはコッチか
②⑭ 映画のオードリーはギター１本
ステレオだと、左からギターソロ
③⑮ マイ・フェア・レディーとオードリー曲が続く
イントロの ♪ danced all night が変化球
本来は、喜びが爆発して ♪ 一晩中踊りたい！
カマトトボイスでは、とてもそんな風には聞こえない
女性コーラスのバックは邪魔かも
ステレオだと余計に邪魔
④⑯ このイントロ、一気に60年代
⑤⑰ ギル・ガーフィールドとペリー・ボトキンJr作
追走するようなコーラスは、ステレオの方が効果的
⑥⑱ 1952年にジョニ・ジェームス、パティ・ペイジが競作
我が家で唯一のパティ・ペイジのCDには収録なし
1953年にはビンクロがラジオで４回歌っている？
この曲、全く記憶にない
レコードＢ面スタート
⑦⑲ 何このベンベン？
ステレオだと左、モノラルでは真ん中
なにが鳴っているんだろう
⑧⑳ 典型的な夏の思い出メロディーに
典型的な青春ソング恋愛編の歌詞
歌詞の翻訳は「私のハートはおバカさん」
邦題「愚かなりわが心」は、大層過ぎるよね
⑨㉑ ♪ ティーチ・ミー のコーラスに導かれて
ひたすら恋愛ソングが続く
⑩㉒ 歌自体は1930年代
そう思うからか、少しテイストが違う
⑪㉓ ドラムが印象的な恋愛ソング
印象的なドラムは60年代特有なのか
ライナーによると、バックはレッキング・クルー
そりゃあ、特有だ
⑫㉔ 一連の恋愛ソングのトリを飾るのが「いつの日か君に」
女性が唄うからには、her を his に変更
ステレオだと、左側でかすかになっているピアノがキレイ
ジャスト２分
コレ、シングルカットされてたんだ（Ｂ面だけど）
㉕ 何故に３度？
シングル・バージョンとの事だけど
違いはわからない
㉖ セカンド・シングルでは、夏が終わって冬が来ている
でも、あの夏の恋をまだ引きずっている
続編ができるほどに売れたのか？ファースト・シングル「ワンダフル・サマー」
ライナーによると、１stは秋の発売、12月中旬が14位と最高位
２ndのランクイン(といっても、123位)は3月
㉗ 歌詞もメロディーも、切ない仕上がり
こういうスタイルがガールポップと言う括りなんだろうか
㉘ イン・マイ・ルームならぬイン・ヒズ・カーは、ビーチボーイズ・スタイル
㉙ ここでも他愛のない歌詞
と、真剣に向き合うほどでもないのかな～が、続く29曲
でも、アルバムのモノラル & ステレオ・バージョン
シングル・バージョン
ロビン・ワードの全てが入って
彼女の素性が詳細に書かれた解説
英詞、訳詞
音楽としてはどうってことない？
不要なのかもしれないけど
フィジカルで、コレを超えることないだろうな～
買ったからには、持っておきたいか
2022/1/27 HMV（1,683）
