【CD】Birgit Lystager の mine sange 1枚目(ビミョーにコンプリートではない1966~69年のシングル集)

デンマーク旅行が決まったので

我が家で唯一の(と、いってもボックス)デンマークもの

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Birgit Lystager

うう、読めない

ブリジット・・・・?

i と r が逆だな~

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ビルギット・リストテガーと出た(でも、ビアギッテ・ルゥストゥエア)

名前も読めない歌手なのに、なんで買ったんだっけ

ジャケ買い

改めてネットで調べると、ソフトロックの文脈で語られている?

60年代のブリティッシュロックをひたすら買ってた時に

フランス語カバーなんかも買ってたし

その流れか~

読めない曲目リストのライター欄にはバカラックの名前も見えるし

確かにBGM的にサラッと流すには好適盤

好みにピッタリだしね

でも、いざシッカリ聴こうとすると手強いな

何と言っても情報が無さすぎる

というか、20ページのライナーが付いてるけど

全編デンマーク語(たぶん)

録音データ的なものなら、理解できるのに

そんな系統一切なし

収録曲も西暦は買いてあるので年代は分かる

ただし、リリース年なのか録音年かは分からない

ヒュッゲの国では、そんなことには拘らないのか

 

今の世の中、スマホひとつである程度のことはできるから

整理しながら聴いていこう

なのに早速、

元から入っているスマホの翻訳アプリではデンマークがないことが判明

Google翻訳アプリにはデンマーク語あり

ココは旅行にも備えてダウンロード

これで、タイトルからどういう歌か分かる(はず)

下部の説明読むと、LPの抜粋とシングルからの選曲のようにも読めるけど

これは全てのディスクのジャケットに表記

マスターテープが、破産?火災?

原因はともかく、どうやら無くなっている様子

 

ディスク1は12曲

1966年から1969年のリリース(マスターテープ無いなら録音年は考えにくい?)

 

とにかく、ディスコグスと45CATで当たりをつけて

画像も拝借してみると

 

①② 1966年11月リリース

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① タイトルは英語だけど、全編デンマーク

ベースが印象的なキャッチーな1曲で、コレぞ60年代ポップス!

よく見ると、このスリーブ凄い

② 「お城」

聞きようによってはイントロがチェンバーミュージックっぽい?

いやいや、ポップス

 

③④ 1967年11月と1年後

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③ 「みんな忘れてる」

1年経っても、60年代ポップスの範疇

 

④ 「新曲」

ちょっと物憂げで、60年代ポップスの王道!

バックのかすかな口笛で効果アップ

 

⑤⑥ これもちょうど1年経った1968年11月

⑤ TING は「シング」

ボビー・ダーリンの曲らしいが知らない

ポール・ルディとのデュエット、ここでは彼が主導

 

⑥ 「家では一人ぼっち」

こっちのデュエットは対等

 

⑦⑧ 前曲より2か月早い1968年9月

⑦ 「サンキュー・フォー・ラヴィン・ミー」

タイガー・トムはそんなに聞いてはいないのに

なぜか彼を彷仏とさせるオーケストラ・サウンドで展開

トニー・ハッチって誰?

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どうやら、トニー・ハッチはパイのプロデューサー

オリジナル・シングルも1968年と同じ年

 

⑧ 「自分のことだけを考える」

カップリング曲だけど、

こちらはなんだか大層でポップスの軽やかさが希薄

 

⑨ 片面のみ収録

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「私がするようにしてください」

かわいいスリーブのレコードだけど

10代の悩み事を切々と歌っているように聞こえる

1946年生まれだから、20代になっているけれども

 

⑩⑪

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今度もポール・ルディとのデュエット

⑩ 「何が起こったのですか?」

⑪ 「それから私はあなたの夢を見る」

体に入り込んでいるバカラック・ナンバーなのに

全編デンマーク語だと、タイトルが出てこない!

脳トレ気分で自分で思い出そうかと思ったけれど

すぐに検索してしまう(そもそもジャケットに書いてあった)

I say a little prayer

アリサがぶっ飛ぶヤツじゃん

 

⑫ 1969年2月 片面のみ

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「君と歌いたい」

こちらのトニー・ハッチは元曲にたどり着かない

まあ、他愛ない60年代ポップス

 

 

ということで、ディスク1はシングルのみ

リリース順でもなく

片面だけを収録していたりと

もうちょっと頑張ればいいのにと思うけれど

60年代ポップスに、そんな頑張りは似合わない?

そもそもヒュッゲじゃなくなるのか

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品番はSACD・・・だけど、モノは普通のCD

 

009/03/25 TOWER RECORDS.CO.JP 5,974円(ジャケ買いにしては、結構高いな)