ディスコロヒアの1枚
馴染みないタイプの音楽だけど
そこは、ボリュームたっぷりのライナー片手にしっかり聴いていこう
たまには、いいだろう
まあ、月イチのペースで
なんて思っていたのに、去年は早々に断念
今年は年初にこのシリーズ、大量にゲット
さすがに・・・なんて、聴きだすと
まあ、オモシロイね
今回は、アキラ・コバヤシを彷彿とさせる無国籍ミュージックのサローマ
こういう風に書くと、好きな方からはボウトクだと言われそうだけど
なにぶん初心者のため
CDはデジパック仕様
ハイビスカスの上でポーズをとられているのがサローマ
デンダン・サロマはサロマ・シングスと言う意味(2曲目の解説から)
22ページのライナーも同じデザインなので、開かないと違いが出ない
レーベルもベースは同じ
透明トレーの下は、パーロフォン
ビートルズ以前からパーロフォンはパーロフォン
このSPのタイトル
キョンキョンみたいな表示はどう読むのかな
① 初っ端から、小林旭の渡り鳥シリーズ(アマゾンプライム・ダウンロード、昼休憩の定番)に通じる、正に万国共通の無国籍ミュージック
こちらは、アキラを遡ること1957年
ひょっこりひょうたん島風にも聞こえなくもない
② オープニングの女性コーラスがモスラ・チックに聞こえなくもないぞ
この曲の解説に出ているがジャケットのデンダン・サロマはサロマ・シングスと言う意味らしい
④ こちらもアキラ映画の夜の盛り場で歌われる曲だ
バックに流れるコンガの音が非常に印象的
⑥ なんだが演歌のように聞こえる
タイトルも「ため息」とエンカチック
⑦ これはタイトルに偽りあり
「リズムの女王さま」なのに全然激しくない
⑧⑨と、ゆったりとしたアジアンチックな曲が続く
⑩ 「山傘」とは?
ヒットするのはモンベルの折り畳み傘
リュックに雨が当たらないように後方が長い
しかも超軽量バリスティック・ナイロン
山に行かなくても買うべきものかもしれない
しかし、1950年代後半でいう山傘ではないはず
木枯らし紋次郎が被っていたようなイメージでいいのかな
⑫ 一転して完全なジャズ・ナンバー
バックバンドもブラシ・ドラムにピアノにホーン
⑭『ドクター・ノオ』のサントラに入っていてもおかしくないようなジャマイカン・ソング
この感じが好みだ
⑪〜⑱の8曲は、サローマ・シングス第3弾の10曲入りLPからの8曲
(残り2曲が他のオムニバスでコンピレーションで収録とのこと)
収録順は違っている
⑮は完全なジャズナンバーだし、⑯はジャズバラード
⑰ 途中エロチックな吐息も入る「跳ねるエビ」のタイトル通りのコミカルな曲
収録されていない「チキチキ・ブーム」(A面5曲目)は、気になるところ
続く⑲から最後までが10インチLPからの8曲
解説では1曲を除き9曲収録と書いてあるが8曲しかない
⑳ ♪めらめら、♪甘い甘いとバックコーラスと掛け合う空耳曲
㉑ 間奏のエレキギターは完全にアキラ映画だ
㉒ ジャズだけど、本場じゃなくて和ジャズのような感じ
㉕ 解説にもあるようにコーラスとの掛け合いが賑やかな楽しい曲
この曲に限らず南国風であったり夜のジャズであったりと無国籍ミュージックが続く
㉖ ラストは一転して国花と言うタイトルにふさわしいしっとりした曲調で締める
2014/7/15到着 OFFICE SAMBINHAから直接購入 2,741円